みなさん、こんにちは。
yoshi3です。
今回は、生涯未婚率についてちょっと気になる記事がありましたので、
少し調べてみました。
「生涯未婚率」昔からこの言葉があったのかは知らないのですが、
確かに私の周りでも結婚しない男女が増えている様に思います。
生涯未婚率は男性の方が多いのはなぜ?
「生涯未婚率」は少子化問題を語る際にあげられることが多い指数で、
この20年間で男性と女性では10ポイントもの差がついており、
圧倒的に男性の方が高いのです。
統計上での生涯未婚率は、「調査年に50歳の男女のうち結婚歴のない人の割合」
を示します。
2015年の調査では50歳男性は23.4%、女性は14.1%の人が
一度も結婚歴がない事が分かりました。
※生涯未婚率の算出年齢を「50歳」にしているのは、統計的に実数として、
50歳を過ぎて結婚する人の割合が小さいという理由です。

感覚として「そんなこと・・・」と違和感を感じられる方もいらっしゃる
かも知れませんが、この統計では「再婚」を含まないからです。
あくまでも、「初婚」としての割合です。
1970年の団塊ジュニアが生まれる直前の生涯未婚率は、
男性1.7%、女性3.3%と、男性の方が少ないことが分かります。
しかも、この45年で女性は4倍、男性においては実に14倍も増加しているのです。
男女の未婚化が進む原因としては、「男女雇用機会均等法」が一つの影響を
出しているという考えがあります。
「エリート女性」が社会進出し、逆に非正規雇用の男性が増えた事が背景にあり、
自分以上の男性を求める女性と、収入が不安定で家庭を持つ自信が無い男性。
未婚者の経済観念も一つの原因で、未婚者が希望する世帯年収が高く、
「高嶺の花」を求める考え方や、男性は自身の経済力がそのまま結婚力と考え、
昔から続く「大黒柱」という観念が邪魔をしていると指摘する声もあります。
これらの要因が、近年の未婚率を引き上げたことは間違いないでしょう。
但し、これらは「男女差」がある事の理由にはならないのです。
男女の未婚率の開きは再婚が理由?
男女共に未婚者が増加している原因はなんとなく分かってきましたが、
男女差の開きについては、何が要因でここまで差が出来たのでしょうか。
2016年に全国の市区町村役場に提出された婚姻届を調べたところ、
再婚者が含まれる割合が全体の25%を占めている事が分かりました。
4組に1組が男女どちらかが再婚ということです。
再婚同士のカップルは統計上未婚率にはカウントされませんが、
注目すべきは
① 再婚男性と初婚女性
② 初婚男性と再婚女性
のカップルの割合です。
2016年の1年だけをみても、「再婚男性と初婚女性」が9.7%。
「初婚男性と再婚女性」が6.9%と、「再婚男性、初婚女性」カップルが
1.4倍多いという結果です。
この「再婚男性+初婚女性」が多いという現象は、1975年以降40年以上にわたって
続いている状態なのです。
この積み重ねが、男性の未婚率と女性の未婚率の開きの原因といって良いのでは
ないかと思われます。
生涯未婚率の都道府県別割合や世代別
国立社会保障・人口問題研究所が発表されている資料に、
各都道府県別生涯未婚率がありましたので、発表致します。

また、年齢別未婚率のグラフも公表されていました。

まとめ・・・
男女ともに、「結婚したい」と考えている人が居ないのではなく、
結婚したい「けど」が付く人が多いという事です。
要するに、「けど」は結婚に対してオプションを求める為に、
結婚の本質が見えなくなり、オプション=例えば高収入といった
相手に求める付加価値があなたの眼鏡を曇らせていませんか?
そもそも、結婚する、したいと思うその根底には、もちろん「愛」があり、
この人と永く一緒に居たいと心の底から思えたり、この人を一生涯守りたいと思ったり、
一緒に居るうちに「この人となら・・・」そんな風に思えたからこそ
「結婚したい」と思うはずです。
お金があっても、愛情の無い方と一緒には居る事が出来ないでしょうし、
「逆もまた有りき」だとは思います。
「愛」だけではパートナーを守る事が出来ないのが現実です。
出会いが少ないというのもよく分かります。
婚活が恥ずかしいという方もいらっしゃるでしょうが、
自分が動かなければ何も進展しません。
今は、初婚、再婚はあまり気にしなくていい時代になったと思います。
出会いを求めて色んなサークルに入ってみるのも良いかもしれません。
とにかく本気で「結婚したい」と思っているのでしたら、
どんどん自分から出会いを作りましょう。
そして、相手に求めるものはオプションではなく、本質であるという事を
しっかり頭に入れてお相手と接する事をおススメします。
最後までお読み頂きありがとうございます。
では、また次回の記事でお会いしましょう。