社会

学校無理かも?不登校新聞の編集長石井志昂と子ども若者編集部とは?

みなさん、こんにちは。

yoshi3です。

 

今回は、ずっと大きな社会問題としてあり続ける「登校拒否・不登校」

問題についてこの時期一番多い自殺なども含めどう向き合うべきか?

など色々と調べてみました。

 

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「学校無理かも?」無理に行かなくても大丈夫!

 

学校へ行きたくないあなたへ。

つらい時、支えてくれる味方はここにいます。と呼びかける「不登校新聞」

編集長、石井志昂(いしい しこう)さん。

自身も不登校の経験があり、その経験をもとに全国の不登校児に「自分一人じゃない」

ことを訴えかけ、不登校児との向き合い方やその子供たちの将来まで考え、

様々な取り組みをされています。

石井編集長は中学2年生から不登校になり、3年生は全く登校されず、

その後も高校・大学などには一切行っておられません。

17歳から不登校新聞社子ども若者編集部に参加し、19歳からスタッフとして働き、

その後編集長という今の立場になられています。

 

夏休み明けのこの時期が一番自殺者が多い事は、近年各メディアでも特集されるほど

周知の事実として広がっていますが、ただ統計的に多いというだけで、

我が子がその様な事態になるまで追い込まれているかどうか?

を知る事がとても難しく、そこには本人が誰かに「助けを求める勇気」が

必要不可欠となります。

 

家族も、子供のちょっとした言動の変化などに注意を払い、

常に「あなたの味方はここにいるよ。」という事を意識させるような接し方が必要です。

 

不登校が自分を救う

 

石井編集長はご自身の経験から、不登校をする前が一番ヤバかった。

とおっしゃっています。

それは、学校に行けない事=自分の人生は終わった。と思ったと。

 

自分ではまだその時気付いていなかったのですが、最大のピンチは

不登校をした時点で乗り越えていたという事です。

 

最大のピンチは「学校に通っている時」だったという事。

 

不登校になる前は踏切で毎回電車に跳ねられたら人生が楽になると、

自然に自殺願望が湧いてきたともおっしゃってます。

それが、不登校になったことで学校と距離を置き、苦しみの根拠と離れる事で

死にたいという気持ちが薄れていったとか。

 

そして、不登校という決断の向こうには「普通の未来が待っている」

という事に気付いたと。

学校の先生は「不登校」という行動をマイナスとしか捉えておらず、

教頭先生から「大人になれないぞ」と言われましたが、自分に待っていたのは

「普通の未来」だったと言われます。

 

また、石井編集長は周りの大人に知っていて欲しい事として、

当事者はSOSを言葉にしない。という事です。

なぜなら、「学校へ行きたくない」という一言は、当事者が口にしたくない言葉

だからです。

だから、不登校に関しては周りの第三者が言動をみて判断するものだと

考える事が重要です。

当事者は「不登校」は悪い事だと思っているからです

 

まさに目から鱗の言葉がどんどん出て来ます。

当事者の立場になってちょっと考えれば分かりそうな事ばかりですが、

第三者はその「ちょっと」が分らないのです。

 

そして、私が一番大きく頷いた言葉は、

もし命を脅かされるような事がありそうな場合、子供に嫌われてでも

「学校を休ませる」ということ、「学校は命がけで通う場ではない」

という一言です。

本人を信じて「学校よりもあなたが大事なんだ」という思いが伝わることで

危険を回避できるのです。

 

学校無理かも?

 

そう思った時、つらい時は行かなくていい。ということを思い出して、

勇気を出して「不登校」してください。

 

不登校新聞とは?

 

不登校新聞は日本で唯一不登校の専門紙で、不登校・引きこもりの当事者の声が

充実しているのが特徴で、実際自分一人じゃなかったということに気付き、

話を聴きたいと訪れる方が少なくありません。

 

石井編集長が手掛ける「不登校新聞」では「子ども若者編集部 活動発表会」

という取り組みを月に一度行っており、当事者が実際に取材をしたり、

企画をすることで当事者の意見を反映した紙面作りに役立てているという事です。

子ども若者編集部活動発表会は参加費500円でどんな人でも参加可能との事で、

自分と同じような境遇の人の話を聞きたい!そんな風に考えておられるのであれば、

是非一度参加してみてください。

 

まとめ・・・

 

子どものいじめによる自殺問題はいつの時代でもありました。

ただ、近年のそれはどんどん陰湿化・複雑化し、学校自体が把握出来ていない、

若しくは見て見ぬふりをしてるといった事から、子供が誰にも相談できない状況に

どんどん追いやられてしまっている事から、自殺を考える子供の数は増える一方です。

 

家族や周りが子供の変化に一早く気付き、つらい環境から子供を遠ざける事が

「普通の未来」につながっているということを当事者を含め周りも知る事が

とても重要なんだという事がよく分かりました。

 

この記事に興味を持たれたのであれば、是非一度、

不登校新聞のホームページを覗いてみてください。

あなたを救うヒントがきっとここにあるはずです。

最後までお読み頂き、ありがとうございます。

では、また次回の記事でお会いしましょう。

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